1人とポニーと道

ひとりすと日記

1.カールへ行って来ました。(母を連れて)※お山のカールおじさんじゃないですよ 笑。

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 2007年8月16日 木曜日、母を連れて、千.畳敷カ-ルへ行って来ました。

今回、総走行距離は387キロ、0時22分出発、19時半帰宅でした。

本当は、いつも通り、ひとりでマイペースに行きたかったけど、

今回は目的地が「山」なので、家族サービスのためにも、母を、連れて行ってあげることにしたのです!

(父は、車が窮屈なので嫌だとのこと。)

 母は(父も)、富士登山をしたことがあるのですが、私には、はっきりとした記憶にある限り

登山の経験は無いのです。

それから、過去に何度か「登山は危険なので、単独ではしない方が良い」と言う事を聞いていたこと、

それに、母が以前から「一度千.畳敷カ-ルに行ってみたい!」と言っていたので

すぐに決まったのです。

 カ-ルへの道は、渋滞のしようが無さそうな、例の点線国道、R152を利用。

(ここでの渋滞と言うのは、多分、運転に不慣れな車が、自転車みたいな速度で進む後に、

運悪く通りかかってしまった車が、4~5台続く感じ、でしょうか。)

 R152を、以前も通った大鹿村の外れ、長谷村の分杭峠辺りで左折。

主要地方道49(縁起の悪そうな番号)に入り、駒ヶ根駅へ向かいます。

そして、そのまま進んでR153をまたぎ、主地道75を、駒ヶ根インターへ。

更に、山側へと進みます。

道なりに進んで、行き止まりになったら、そこの駐車場(クロカワ平 一日400円)に駐車し、

バス(クロカワ平~片道800円)に乗って、ロ-フ゜ウェイ駅を目指します。

 R152は、以前通った時、かなり崩れかかっていた国道です。

今回は、母も乗せているので、犠牲者が2名にならないように、予め規制が無いか調べ、

注意をして進みました。

(事前に、母には「こういう道を通って行くよ」と説明し、承諾を得てあります。)

 母は、どこかに出かける時は、いつもはしゃぎます。

今回もそうだったので、昼間の登山を考えて、出来るだけ眠っていて貰いました。

(いつも、ひとりで気ままにドライブをしている私にとって、人を乗せての運転は、結構疲れるのだ。)

 秋葉ダム・・・今回放水無し、静かに佇んでいます。

水窪以降、長谷村迄のR152・・・水窪カモシカに遭遇、以降、何度も鹿の群れに遭遇。

他、ウサギ、タヌキ、キツネ、黒くて小さなネズミのような生き物、ハクビシン、ネコ、

ひとりで散歩中の犬、に遭遇。

 鹿は今、かなり数が増えているそうですね。走っていて、実感しました。

鹿の群れを母に見せてあげると、大喜びしていましたが、一度、大鹿村の、下り坂急カーブで

鹿のために急ブレーキを踏んだ後、それが一気に効いたみたいで、すっかり酔ってしまいました。

それまでの点線区間、うねうね道でも、気持ち悪さが蓄積していたようですが、遂にバクハツ。

 仕方が無いので、安全そうな道路脇に車を停め、大地にリバース。

すっきりしたらしい母は、「大きな流れ星が見えたよ」と喜んでいました。

空を見上げると、明るい星々が幾つも煌いています。

オリオン座が頭上に来るのも、もうすぐでしょう。

 私は、ドライブに夢中で、母がそういう道に弱いことを、すっかり忘れていたのです。

(昔、そう言えば、伊豆山中のうねうね近道でも酔ってたっけ。それでも行くって言ってた。

グランドキャニオンの小型機内でも、すごく酔ってたのに、それでもまだ下を見て、

ひどく酔いながら大喜びしてた。私はもう、下を見るのも嫌だったのに。)

 それでも、絶対に帰るとは言わない母・・・いつものことですが、さすがです!
 
 朝5時に、クロカワ平Pに着くと、既に何台もの車が。

目の前に駒ヶ根インターがあるのだから、無理も無いかも知れませんが。

駒ヶ根駅始発のバスは、既に満員。

 2回バスを見送って、仕度をし、5時半位のバスに乗り込みます。席は補助席でした。

時間があるので、バスの中で朝ごはんを食べてしまいました。

森の中の、細くうねる道をゆっくりと登り、40分程でローフ゜ウエイの駅に着きます。

 それでも、まだ時間が早いので、ローフ゜ウエイ(片道1180円)にはすぐ乗れました。

思っていたよりも、かなり速度があるようです。

眼下に見える絶壁や滝、沢も、迫力があって、まるで日本では無いみたいです。

目の前と、下に広がる森からは、可愛らしい小鳥達のさえずりが、いつも聴こえていました。

 ローフ゜ウエイの駅では、イワツバメが飛ぶのが見えました。

南アルプス側は、雲がかかってあまり見えませんが、駒ヶ岳の方は快晴で、母は大喜びです。

母が、ベンチでもくもくと朝食を食べている間、私は、いろんな人のシャッターを押してあげました。

 小さな神社の前を通り抜け、カールの方へと向かいます。

お空は真っ青。

カールは今、緑でいっぱい。

白や黄色の、沢山のお花達には、沢山のアブや、蝶達が集まって、

盛んに蜜や花粉を集めています。

(お花畑的には、やっぱり私の「大好きな場所」が一番かもね♪きっとまた行くんだから。)

 まずは、ここまで来たので、八丁坂を登ろう、と言うことになりました。

途中、ジグザグに続く道の隅で、何度も休みます。

そんなに暑くは無いけれど、服の下では汗をいっぱいかき、良く喉が渇きます。

こういう場所には、乾くのが遅い織りの、綿の服は合わないのかも知れません。

上からの陽射しと、下の白い花崗岩からの反射が強いので、対策は欠かせません。

 中程で、仕事の疲れも残っていたのか、母が脱落。

とても残念そうだったけど、「気分が良くなったら登るから」と、私だけになりました。

私は、身体が慣れたのか、異常や、そんなに強い疲れは感じず、

適当に休みながら、のんびりと登ります。

 (写真の状態が悪いですが、JPNGなので・・・ PNGだと入らなかったんです。ごめんなさい。

それに、手前と遠く、両方をはっきり見せたい風景写真の撮り方が良く分からなくて。

うまく撮れませんでした・・・ 「天上のお花畑」の雰囲気が、少しでも伝わればなあ、と思って・・・)