1人とポニーと道

ひとりすと日記

フ゛レアテ゜ス7人姉妹

イメージ 1

 今日もへ゛ルセウス座流星群が観たくて、

今日は家の庭に敷物を敷いて、蚊取り線香をいっぱい焚いて、

傍らには、カメラを取り付けた980円3脚を置いて、

そして空を眺めていた。

 極大だったと言う昨日は、雲の隙間から2個、小さく流れるのが見えただけ。

でも、とても嬉しかった(笑)!

 今日は。

腰を下ろしてすぐ、天頂付近から薄いのが1コ、すうーっと流れただけ。

それ以降は、東に流れる雲の間、ヘ゛ルセウスの方角をずっと眺めていたけれど、流れ星は無かった。
 
 流れ星は無かったけれど、私はその場を離れなかった。

離れられなかったのだ。

 星空って、こんなにも美しいもの。

なんて 懐かしい。

この感動こそ 子供の頃の、私の瞳。

いつもこんな風に感じてた。

 色とりどりの星達を眺めていると、更にその向こうを観たくて夢中になる。

宝石みたいな星達が好きで、星達みたいな宝石が好きで、宝石のオモチャや石を蒐めていたっけ・・・

 東の空にはうすぼんやりと、可憐なフ゛レアテ゜ス星団が輝いていた。

そしてその下には、付き従うように、赤い火星と燃えるようなアルテ゜八゛ランが。

ヒアテ゛スのV字が、宝石のカップか、美しい衣装を着けた召使達のようだ。

 この 写真が撮れたら。

思わず、好奇心からシャッターを押してみた。

露光15秒。

 ほんとに小さいけれど、

なんと 写った!

とても嬉しかった(笑)。


(すは゜るの星々が、どうにか見える位の明るさだったせいか、流石に、大きいままだと、

星屑みたいなノイズが気になりましたが、縮小したらきれいに。

そもそも、こんな光の弱い星なんて、写るとは思っていなかったので、とっても嬉しいです。

これなら冬が楽しみかも(笑)。

私のPCに、ささやかだけど、力メラで自由に切り取った星空が、なーんて。

 こんなに感度が良いと、それが微かな光を発しているものだとしたら「霊魂」や「形になった心」

も写ってしまうかも知れませんね。

 そして、そんな思わぬところが、別の世界を知る糸口になったりして。

 コンデジの画面て、一種の松明みたいだなって思います。

霧の場面も、闇の場面も、これを向けると、その向こうが明るく映し出されて。

技術ってすごいですね。

 縮小後の保存方法は違いますが、花火とこれの撮影時の画質は、最高に設定しています。)