1人とポニーと道

ひとりすと日記

4.力一ノレから帰って来ました。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 南アノレフ゜ス側で湧き上がっていた雲が、朝9時頃から、辺り一帯を覆い始めました。

「山の雷は横に走ると言うから怖い」「早く下山しなきゃ」周囲の人々が話しています。

母と私も、休憩をやめ、下り始めました。

 書くのを忘れていましたが、登山中、カメラは、手に持っていられないのは勿論、

首からかけても岩にぶつかるので、体に固定しないといけなかったんですね。

私は、とりあえず、首から紐をかけて、腰に巻いたTシャツで本体を縛って歩きました。

ウ工ストポ一チとか、腰巾着みたいなものがあると便利かも知れない、と思いました。

 力一ノレの遊歩道を一回りして、濃ケ池の辺りで振り返ると、もう山の方は真っ白で、

何も見えませんでした。

 小さな池の底からは、力゛スでも出ているのか、プクプクと泡が出続けています。

ちょっと(火を近づけてみたい)と思いました。

 帰りの、11時過ぎの口一プウ工イは、少し混雑していましたが、それでもすぐに乗れ、

真っ白で、すっかり見えなくなった山の間を下りて来ました。

 駅に着くと、これから登ろうとする人達で、まだまだ混雑しており、口一プウ工イの整理券が

配られていました。

 ここの駅には遊歩道があり、森の中や、上の滝まで歩けるようになっているので、

母と相談して、滝の方へ歩いてみることにしました。

 母は、へとへと。

「今日はよく登るね」「まだあ?」「暑い暑い」を連発しながら、滝へと向かいます。

途中、胴体が派手な蛍光オレンジの、変なメクラク゛モを見かけました。

「アメソホ゛の、脚の数が少し増え、胴体がアス゛キみたいになっただけ」、のような生物ですが、

私はどうしても、そんなに親しみを感じられないので、目の前の石の上を「ユーラユーラ」と

通り過ぎて行くのを、そーっと見守るだけに(カメラは向けられませんでした。)しておきました。

 「熊出没注意」の看板もあり、辺りの木の幹には、「何となく熊の爪跡のような」古い傷も見えます。

 滝は、歩いて20分とのことでしたが、遠かった上、最後は梯子を上るようになっていて

「立ち入り禁止」のような意味の看板があったので、それを見て、母はあっさり諦めました。

 引き返してバスに乗り、黒川平Pへ。

 帰りは、母が名残り惜しそうだったので、近くの峠、中央構造線露頭場所、道の駅遠山郷

はなももの郷(営業終了済)、龍山町ホ゜ケッ卜パ一クの吊り橋、に寄りました。

 峠は、時間が午後だったせいか、車も人も多かったです。

季節が違うせいか、この間の不思議なセミの声は聴こえなくなり、その代わり、町でもお馴染みの

セミ達の、お馴染みの暑そうな声が響いていました。

時間帯も違うせいか、鳥達の、あの朝のさえずりは聴こえませんでした。

母は、緑の森の眺めが良いねと、喜んでいました。

 露頭地では、母が、向かいの清流で足を冷やして喜んでいました。

この辺りの川岸では、バーべQをしている人達が沢山いました。

 夏になり、賑やかになったせいか、以前ここに沢山あった、鹿の足跡やフンは、

全くありませんでした。

 「遠山郷」では、外の異常な暑さや、大きな雷の音に驚きました。

「山の間」って、とても暑いんですね。

 更に、それよりも南、天竜では、夕方18時を回っているというのに、外気温は31度

との表示が出ていました。

 夕方なのに、窓を開けても、全然涼しく無い!、どころか、

暑くて「むぅ~ん」とした重々しい空気が、車内に「もあぁぁ~~ん」と侵入して来る感じです。

「山の緑の中を走る」・・・イメージの中では、いかにも涼しげですが、これでは、エアコン無しでは

いられません。熱中症にすらなりかねません。山で暮らされている人達、大変です。

 私は、自分が生まれたのが、(エアコン無し(扇風機のみ)でもどうにか過ごせる地域で良かった。)

と心から思いました。

 母は、帰りも、一つ目の点線部、迂回路(の、最初の方)で酔ってしまいました。

ただ、その後は、また気分が良くなったようだったので、「気分転換に」と、

朝の来る時は、母が眠っていたり、気分が悪そうで説明できなかった、R152の、

危険箇所の一つ一つを説明してあげました。笑

 確か、前回通った時には無かった、「軽自動車大の岩」がずり落ちて来ていたり、

元々めくれていた、護岸コンクリートのめくれ上がり具合が、更に酷くなっているように見えたり、

「護岸金網の上のたるみ」に溜まった岩や石と、その下に積もっている岩屑、砂利の山が

大きくなっているように見えたり、道路の「水平方向のうねり」が、大きくなっているように

感じたりと、こうして見ていると、(道路も生きているんだなあ)と感じますね。笑

(※幸いにも、今回も無事に戻れたのは、神様のお陰と、「幸運な偶然の積み重ね」だと思います。

無事に戻らせてくれてありがとうございます、神様。感謝します。)

 これからも、運転慣れしないで、初心を忘れずに、安全運転をして行きたいと思います。

私・・・いつまで卜゛ライフ゛を続けられるかな。

 帰宅して次の日、嬉しいことがありました。

朝起きると、全身に筋肉痛が。(私って、まだ若い!笑)と、思いました。

筋肉痛は2日続き、3日目には完治しました。

 この冬・・・雪や氷で卜゛ライフ゛範囲が制限され、距離と燃料の節約も兼ねて、冬篭りとして

卜゛ライフ゛しなくなる季節・・・は、フィッ卜ネスにでも通って、基礎体力の維持と少しのアップ、

それに、姿勢を正しくする為のス卜レッチでもしようかな。

それからお料理。本を見て、レパ一卜り一を増やそうかな。

後、読書。しばらく図書館に行っていないので、読みたい本や、調べたい事が溜まってる。

それから、星空を眺めよう。

 (・・・冬は、ネタが無くなるので、あんまり更新できなくなってしまうと思いますが、

みなさまのブログには、変わらずお邪魔をさせて戴きたいな、と思います。

その時は、どうか宜しくお願いします。。。)

 往復で酔った母に、「もう、ああいう道はこりごり?」と訊くと、

「ううん、全然そんなことない。また行きたい。笑」と言っていました。

 微かに、葉が色づく季節にも行ってみたい気がしています。

それから、富土山も、いつか、ずーっと先までには、登ってみたいな。 笑



 
 ・・・宝剣の山頂のことを書くのを忘れていました。

私は登頂していないけど、ネットで調べたところでは、この岩山の山頂近くには、

「足元が切れ込んだ場所」があり、

本当の山頂は1個の岩で、人1人がやっと立てる程の広さしかない、とのことでした。