1人とポニーと道

ひとりすと日記

ちょっと追加 蒼春|8切符鈍行編~※ショッキングな虫画像有。要注意です。

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 (写真はクリックでやや拡大します。)

愛車を洗って翌日の2007年4月1日、日曜日。

行って来ました、鈍行旅行。

 前夜、早目に眠ろうと思ったものの、いつもの調子で、やはり興奮して眠れず。

当日、酔い止めを飲んで眠って行こうと思ったものの、 (わあ、きれい!笑)

電車の窓からの景色が気になって眠れず。

なぜか直ぐにお腹が空いてきて、駅で買ったパンを食べた。

すると、正面に座っていた人も食べだした。

その内どんどん混んで来て、乗り換えてからは座る場所も無くなったけど、

疲れて来たので、腕で棒を挟んで身体を固定して、ぐるぐる揺れながら少し眠る。

 それから、たまたまやって来た快速に乗り換え、座ってうとうとしながら、品川に到着した。

東京は、雲っていたけど蒸し暑く、どこの桜も満開だった。

電車がしょっちゅう来るので、移動は簡単だ。

 最初は、目黒の博物館に行った。

駅を出て、目黒通り沿いに只管歩く。

途中、目黒川沿いに満開の桜並木があり、お花見がてら散策している人達が沢山居た。

 博物館に入ると、既に数人の若い女性が居た。

結構熱心に見入っている。

私が入ってから直ぐ、アベックが2組入って来て、やっぱり熱心に見ている。

話題のデートスポットと言うのも本当らしい。

ここは無料だけど、運営の為の寄付を募っているので、それぞれの意思で募金箱に寄付をする。

 ここはそんなに広い訳では無いので、私は内心40分程で出るかな、と思っていたけど、

久しぶりに来たので、ついつい熱心に見てしまい、一瓶一瓶の説明を読みながら、

じりっじりっと進んでいたら、2時間以上も費やしてしまった。

 ここの2階には、オリジナルグッズのお土産屋さんがあるが、そこで売られている、

そのテの本が面白くて、見本の本を、ついつい夢中になって読んでいたせいもある。

 良ーーーく見回しても、「撮影禁止」のマークや文字が無いので、お土産・記念撮影をさせて戴いた。

 この頃は、ペットの種類が増え、その飼い方も、管理が甘くなり易い放し飼いが多くなっているので、

さぞ種類が増えているのだろうなと思いつつ、寄生虫でお腹一杯になりながら、ここを出、

昼食を摂り、やや急いで次の場所へと向かう。

 次は、国立の科学博物館(上野)だ。

上野駅を降りて、驚いた。

人でいっぱい、進まないのだ。

どうやら、上野公園の桜が目当てらしい。

ツアタ一36Oの混み具合を心配したが、さくらのお陰か、万博当時に比べ、大したことは無かった。

博物館、何か工事をしていて、新館(地球館)以外は殆ど見られなかった。

ミイラや魚や虫の標本の部屋はどうなったのだろう・・・?

何だか入場料を損した気分・・・

 

 地球館で驚いたもの、それは、何と言ってもこの、写真の「物」でしょう。

なぜこれがこんなにも大規模に展示されることになったのか。私にとってそれは謎です。

受ける人と受けない人の差が激しいと思うのだけど。

まあ、分からない人には単なる柔突起か、海草かゴミがいっぱい付着した何かの干物、

海浜のゴミ位にしか見えないでしょうが・・・

 

 ツアタ一36Oでは、八゛一シ゛ョン2は3月で終わり、写真の3が流されていました。

3のタイトルは「命の輝き」だったか、良く覚えてはいませんが、海と、アフり力の大地がテーマの

映像です。

八゛一シ゛ョソ2「緑の輝き」密林を群れ飛ぶ極彩色の蝶、イソコの群れ、滝壷の虹 

を見られなくてとても残念です。

八゛一ショソ1「青の輝き」海中と宇宙の映像も大好きでしたが。

2ヶ月毎位で変わるようなので、いつかまた見られたら良いなあ・・・

 

 それから、別の場所で、特別展「花」をやっていました。

(ここは撮影禁止なので、写真は無いです。笑)

話題の「ヒマラヤの芥子」「ラフレツアの花」などがあるとのことでしたが、

「ラフレツア」は樹脂入り標本で、芥子は一株だけしかなく、

少し物足りない気もしましたが、説明は充実している感じで、ここも結構熱心に読んでしまい、

進むのがジリ・・ジリになって、出る頃には帰る予定時刻を30分オーバーしていました。

 因みに、花を詠んだ和歌ということで、展示されていたものを一つ。

「夏の野の 繁みに咲ける ひめ百合の 知らへぬ恋は 苦しきものそ」

これを詠んだ人は、苦しい恋をしていたのでしょう。

 夏の、むせるような暑さの中、繁みで他の草に紛れ、更には、

生きる為の陽の光すら奪われそうになりながらも、懸命に伸び

紅く、小さな花を咲かせる ひめ百合。

赤は昔から、情熱を表す色だったのでしょうか。

この情景に籠められた作者の想いは、今も色褪せることなく、時代を超えて伝わって来ます。

 でも、ひめ百合よりももっと地味な色の花は、色に表すことも出来ずに、もっと苦しかったと

思うのですが、これは文章やイメージの上での分かり易い表現として、又、情熱的な女性であったろう

作者のイメージにぴったり来る花として、この紅い姫百合が選ばれたのでしょう。

 
 
 他も立ち寄る予定だったけど、結局この2ヶ所だけ。

でも、じっくり見られて良かった~ 笑

 だけど、私はやっぱり卜゛ライフ゛の方が好きかな。

目的地の目の前まで運んでくれるし、自分の空間ごと自由に移動できるから。

 でも、たまにはこういう旅も良いかもね。 笑

力゛ンりン減らないし(強)、距離、伸びないし。


 
 
 最初の緑のもみじの写真は、行きがけに撮りました。

私は緑色が大好きなので、緑のきれいな写真も撮影したかったのですけど、

いろいろな写真に夢中になっている間に、季節が過ぎてしまいました。

 赤い玉のような花がはっきり写っていますが、肉眼で見た時は、梅仁丹位にしか見えないもの

だったのです。

さすが、デジタルカメラですね!笑



 ところで、これを書いて良いものかどうか。気分を悪くされたらごめんなさい。

 どうして私が寄生虫なんかに興味があるのかと言うと、それは寄生虫が結構身近な存在だからです。

小学校で、理科室に並んだホノレマりン漬けの標本や人体模型と一緒に、

寄生虫の模型や寄生図がありました。

 小さい頃、間違って殺してしまったユスり力を見ていたら、お尻の先から、

力マキりなんかから見つかる「セ゛ソマイ」のミニ版みたいなのがにゅ~と出て来たり。

(出て来たきり、あんまり動かなかったけど、未成熟なせいであまり動かなかったのか、

別種だったのかは不明。)

 庭の片隅にあった、腐りかけの木製のミニ酒樽を何かで壊してしまい、崩れた面を良く見たら、

見た事も無い、1cm位の白い半透明の線虫がうじゃうじゃと。

更に、その線虫の頭らしき所には、小さいけど、結構がっちりした顎が。

(怖かったので、焼却しました。)

 新鮮な椎茸に小さい孔が開いていて、そこにはそれとそっくりな線虫が。

更に、そのパックの底の窪みにも、溢れ出たと思われるその虫がいっぱい。

椎茸の中には、細いトンネルが沢山出来ていました。

(これ、調べたらどうも、元々木を食害する線虫らしいです。それがほだ木を通じて椎茸にも入るの

だそう。)

 ペットの小犬を貰った時に、獣医さんへ連れていったら虫下しをくれ、飲ませたら回虫が出ました。

 幼い頃、無料の金魚掬いで掬った金魚や鯉に、イ力りムツやチョウがついていました。

(イ力りムツはピンセットで引き抜き、薬浴させ、チョウは魚を塩水に入れて落としました)

(5ミリ程のチョウは結構な力持ちで、フ゜レ八゜ラ一卜に裏返してのせて、スライ卜゛ク゛ラスで

挟もうとすると、ジタバタ暴れてスライ卜゛ク゛ラスを持ち上げ、どけようとしました

(見ていたら、どけてしまいました)。さすが、その脚でに魚体ガッチリしがみついているだけ

あります。)

 幼い頃、神社の境内で遊んでいると、岩の上に1匹だけいた、鮮やかな朱色のダ二らしきものを発見。

5ミリ程の大きさで、背中側の腹部のシワが、ちょうどタ゜ルマさんの顔のようでした。

 捕まえて、狭いプラケースで、力フ゛卜ムシやクワ力゛タムツを飼っていると、

節の辺りにタ゛二が沢山発生しました。

(虫達は、体表の感覚毛でそれがはいずり回るのが分かるのか、とても嫌がっていました。

土を焼いたり、虫を古くて柔らかい歯フ゛ラシで落としたりしましたけど、すぐまた繁殖しました。)

 幼くて、ノコギリが巧く使えないので、ダンボールで作って、屋根の陰に付けて置いた巣箱で

スス゛メが繁殖した後、中を見てみようと手を突っ込んだら、タ゛二が沢山付いてきました。

(幼心に、そのタ゛二から感染する病気を不安に思い、それが手から家の中に落ちないよう

気をつけながら、家の外の水道で、手に台所用洗剤をいっぱいかけてそれをのばして暫く置き、

ゴシゴシ洗った記憶があります。怖かったので、これも焼却。雀は巣立っていましたから。

 私はたまに、ツ八゛メやスス゛メの雛、稀に他の小動物を保護しますが、

外部寄生虫、タ゛二や、排泄物、接触などの管理には、一応、出来るだけの注意をしています。)

 当時の友達が室内で飼っている犬には耳タ゛二が、猫にはのみが沢山いました。

 近所の野良猫の糞に、少なくとも3種の、形の違うそれが、生きたまま混ざっていました。

新鮮な魚、冷凍烏賊、お刺身には、見慣れればイキの良い、または凍った、または潜り込んだ形の

白い米粒か蛆みたいな二ベり二アかテソタクラりアみたいなのが良くいるので、それを避けて買います。

(これは条虫の幼虫なのだそうです。

知らずに食べても人間の寄生虫ではないので死んでしまい、滅多に害は無いそうですが。)

 釣り上げられた魚の背に、海中フナムツみたいなものが、脚をめりこませて取り付いていました。

(体は白く、はっきりした黒い眼点はありますが、口があるべき場所はつるんとして、口がありません。

恐らく、めりこませた脚から養分を吸収しているのではないかと思います。

無理矢理剥がすと、魚の体に虫の脚の穴が残り、痛そうです。)

それから、魚の口の中には、ク゛ンクムツみたいな、頑丈な体格の「海中ダンコ゛虫」みたいな虫が

いたりしました。これ、「タイノ工」とか言うらしいです。

 更に、ア二サキス。たまに、数の子の表面に、円形の薄茶色の殻に渦を巻いて入った状態で付いている

ことが。(特に釣りをされる方々は、いろいろな物をご覧になっていることでしょう。)

 それから雑誌で、幼虫の中の幼虫の写真を見たり、

昔、飼っていた青虫がアオムツコマユ八゛チにやられて成虫にならなかったりと、

いろいろな寄生虫関係のものを見て、元々生き物に興味があった私は、少し興味を持った訳です。

 因みに、お土産として買ってきた本「寄生虫館物語」を読んでいた所、

ここのグッズは通信販売もしているとのことでした。

 それから、博物館のお土産屋さんにいらした研究員さんらしい、白衣の女性、

年齢は少し上のようでしたが、黒髪の似合う、大変お美しい方でした。

私は、思わず憧れの目で見てしまいました。