1人とポニーと道

ひとりすと日記

世の中は春だけど

 この前、最近私に関して最悪な事が起こる前だけど、思いがけず
良いことがあった。
それは、ポニ一のヘッドランプをピカピカにして貰えたこと。
 その時は、いつものGSに給油に行ったついでに、気になっていた
エアチェックをした。
 全回確認して入れたのが気温がとても低い時で、近頃は大分気温が上がり、
そのせいで中の空気が膨張したのか、乗り心地や、側面のたわみ方からして、どうも圧が上がっている気がして仕方なかったからだ。
(なぜこうも気にするのかと言えば、それはポニ一の走行距離と年齢の事も
あるけど、この専用タイヤが年々ぐんぐん値上がりしているから。
だから、おかしな擦り減らし方をしたくないのだ…。)
 見たら、圧は2.4だった。(前はいつもの.25に合わせた。)
(やっぱり上がってる。)…計器はいつも使っている一番正確そうな物だ。
 でも、これまでのことで、圧についてかなり疑問を感じていた私は、
ちょうどそこにいた、いかにも一徹そうな50代位の整備士さんに訊いてみた。
「圧が気温で変わるので本当に困ります。0.5位も変わっちゃうんです。
タイヤが変に擦り減らない、圧の許容範囲の数値はいくつですか?」
「このタイヤ、シールには2.1って書いてあるけど、人に頼むとみんな
よってたかって燃費が良いからと2.3入れようとするんです。
結局、一番このタイヤや車にとって良い圧はいくつなんですか?」
「車重は○○○kg、前駆で前にエンジンが載ってます。」
親切そうな整備士さんに、一生懸命質問していたら、整備士さんは
いろいろ説明してくれ、シールの圧が一番だし、燃費はそんなに
変わらないよと教えてくれた。
 その上、私がその10年前の車をとても大事にしているらしいことを
知ったからか、何と無料で、いかにも何気ない感じで
(一徹な整備士さんらしい感じ)薬剤と布を持ち出すと、
「これじゃあライトが暗い。」と言って、
ゴシゴシと私のポニ一のヘッドライトをピカピカにしてくれたのだ!
(コンパウンドでじゃないよ)
 ポニ一の瞳のライトが若返ってピッカピカ!になり、
ますます ますます カッコ良くなったポニ一を見て、大感激して
何度もお礼を言う私を、整備士さんは、やっぱり一徹そうな無表情で見て、
何事も無かったかのように仕事に戻って行った。
 親切な整備士さん、本当にどうもありがとう!!
 
 こんなことがあったのだけど、この時、同時に、こんなに、
思いがけなさ過ぎる良いことがある=とても悪いことが起こる前兆なのだ。
と感じたのだ。
 果たしてそれは大当たりして、早くも翌日、最悪な事が起こったのだった…

 世の中には、私のようにマイペースにじゃなく、ぐっちゃぐちゃに絡み
合ったドロドロな人間関係の中で生き続ける人達も大勢いて、かなり不幸な
めにも遭っているのだろうとは思うけど、私も、生まれた時からそんなに
ツイてる方でもないと思う…
でも、こうなったら微力でも努力をしていかなければね…

 私は、次に生まれる時も、やっぱり一人行動好きの人生を選ぶだろうな。
素晴らしい仲間がいれば、それはそれですごく楽しいんだろうけど
 そーだな、次は、もっと小さい時から一人で出来る職業を探すことに
しよう。それから、小さい時からもっと勉強しよう!世界のことに関心を
持とう。