1人とポニーと道

ひとりすと日記

1.Part3 秋・私的特別編 ~始まりの風景~

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 2007年8月25日、また、お気に入りの、美ヶ.原へ行って来ました。

今回は、午前1時前出発。一部街中の、旧52号を往復で利用、

星や夕陽を求めて、山頂付近をウロウロしたこともあり、総走行距離500キロ。

エアエレメントやオイルが新しくなった愛車(心の愛称 ポニーちゃん)は、今回も、

とても気持ち良く走ってくれました(笑)。少しだけど、パワーがより上がったみたいです。

 

 今年も、初秋の花々を観たかったのです。

それから「ご来光」も。

出来れば、ここの「夕陽の光景」も。

それに、満天の星空も!

 

 今回、お出かけするに当たり、私は、ここの新たな楽しみを発見しました!

それは、「ご来光」それに、「夕陽」「星空」です。

これからは、どんどん日の出が遅くなって行きます。=到着が遅めでも、ご来光を眺められる。

これは新発見、新体験です!

 私は今まで、とっくに陽が登った頃に到着し、大体、昼頃下山する。

そんなパターンだったのですから!


 
 夜の、涼しい地区のドライブは良いですね!

窓を開けて、夜風に当たりながら、愛車の口笛と、虫達の鳴き声を聴きながらの、快適ドライブ。

気持ち良いです。

 ふと、暗闇と白闇(霧、靄)の違いを思い付きました。

暗闇・・・照らせば見える。

白闇・・・照らしても見えない。

それなら、暗闇の方がまだマシ、かな?


 
 星空は、今回、空が薄曇りだったことと、月明かりのせいで、残念ながら、良く見えませんでしたが、

いつかは、満天の星空を眺めてみたいです。

(本当は、かんむり座の撮影なんかしてみたかったんですけどね。 笑

ゲンマ(真珠)、とか、アルフェッカ(欠け皿)とか、素敵な名前の星があるし、形がきれいだから。)

 

 ここは最近、「道の駅」になったようで、夜間でも早朝でも、駐車場の一部まで入ることが

出来るようになりました。

今後、ますます人気が出てしまうのだろうなあ... 荒れなければ良いけど。

でも、冬は閉館するから、入れないんだよね?

 
 
 今回も、鹿達やキツネに出会いました。

10年後も、環境は変わらないでいるだろうか。

この動物達が、変わらず、ずっとここに住めたらな、と思います。



 建物内で「信州の風に吹かれて 藤岡牧夫展」が開かれていました。

絵本や、印刷の絵画も売られていました。

 ほのぼのとして色鮮やかな絵が、とても懐かしく感じられて、大好きだと思いました。

「赤い屋根の学校」と言う、赤トンボと子供達の絵や、

蓮池で跳ねる蛙と一緒に、子供達が遊んでいる絵が、特に素敵だと思いました。

 鳥が飛ぶ様子などは、「不思議な静寂」を描くのが得意な、北久美子画伯の絵に

少し似ているな、と思いました。

 この絵は、作者にとって、印象の強いものが大きく描かれているのでしょうか。

そこに遊ぶ子供達は、「作者の心の場所・楽しい気持ち」なのでしょうか。

 近所の本屋さんで、絵本を探してみようかな(笑)。



 また、ここに来たいな。

もしも私が男性に生まれていたら、休日は、キャンプ用品を持って移動し続ける、アウトドア派の

旅人になっていたかも知れない。



 帰り道、R52で、横倒しになり、燃料タンクが変形したバイクを発見しました。

ガラスも飛び散っていて。

燃料タンク手前には、トラックのものらしい、2重タイヤの急ブレーキ痕が。

辺りに充満する、こぼれたガソリンの臭い。

傍らには、うずくまる男性が。

前後から車が来る様子が全く無かったので、愛車を止めて、窓から声をかけてみた。

「大丈夫ですかー!」「動けますかー!」「救急車呼びますかー!」

そうしたら、ライダーさん、はっきりと大きな声で「大丈夫、動けます!」とのこと。

レッカーも呼んだそう。でも、路上のバイクを移動する気力は、無いみたいだった。

「人間だけでも、あそこの広い場所に移動した方が良いですよ。危ないから」

「この先のコンビニまで乗りますか?」

(咄嗟にこう言いながら、後悔。詳しい状況を知らないのに、簡単に人を乗せてはいけない。それに、

安易に人に手を貸すのは、危険行為だから。)

「大丈夫です。」

その人はゆっくり立ち上がり、道路を横断して、そちらに向かって歩きだした。

見えている範囲には、出血は無いようだった。

うずくまっていたのは、ライダースーツを脱いでいたのだろうか。

急ブレーキ痕は、暗いために、横倒しになっているバイクの発見が遅れ、脇にいるライダーさんでなく

バイクのみに接触した跡だったのだろうか。

運転は、注意しなければいけないですね。

ライダーさん、本当に無事だと良いけど。 ショックだっただろうな。