1人とポニーと道

ひとりすと日記

旅4 山頂!!

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

イメージ 22

 いつもなら、この時期こんなに暖かいことなんてありえないんです。

もっと遅く、5月の初めに行っても、染み入るような冷たさ、

寒さと銀世界の誘惑に美術館に入り、ほんの少し歩いただけでも

(もう、一歩も動けない・・・私、もうここで凍る。) 

あまりの寒さに動けなくなり、雪んこになったか遭難したかのような気分にさせられる、極寒。

美術館内、行き倒れそうな距離毎にある、小屋と大型のガスストーブ。

身を切るように冷たい風に、耳も鼻も手も、今にも千切れて飛びそうに、痛い。

厚い靴下を履いていても、靴底から凍り付くような冷たさ。

着重ねた服の外から、しんしんと伝わる、冷気。

心が洗われるような、極寒。

自分の、体温の熱さを感じる、極寒。

暖房していても、愛車の隙間から侵入する冷気、床から伝わる冷たさ。

 雪だって、いつも私の身長位かそれ以上は残っていて(道路だけは雪かきしてあるけど)

美術館に入ると、まるで春のタケノコみたいに、作品の上の方ちょっとしか見えてない。

青い雪壁に、指でニコニコマークが。

所々に、キラキラ下がる、氷柱。…つい何回か「ポキッ…」と取ってみる。

 こんな風に、寒くて冷たくてきれいで素敵で、これはこれで一つの大切な風物だったのに。

異常気象のせいだ。

冬だって大事な季節なのに。

今年はイワツバメ達、いつ来るんだろう。

高原の夏は いつに?

これは、やっぱり見逃せない!

 でも、やっぱり大好きな場所に来れたのは嬉しい!

それに、雲の中に居るのって素敵だし、霧景色だってきれいだし、山の風だって素敵。

愛車も私も飛ばされそうだけど、ここらしい、とっても爽やかな風だから。

(…風の強さによっては本当に横転していたかも。運が良かったです。反省)

いつもいつも違う、素敵な景色だから大好き!!

きっときっと青空の時も観に来るよ。

 そして、アモーレの風が鳴り出した。

風は、いつのまにかやや穏やかになり、高原に、荘厳で素敵な音色が響き渡る。

今日も聴けて良かった(笑)。

 お土産やさんの中を見て回り、広い駐車場をぶらぶらして眺めて回り、愛車に戻ると

出発した。